日々の子どもの様子を記入する!保育日誌の書き方
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#日々の保育
作成日 2016/05/18
更新日 2018/02/07
日々の子どもの様子を記入する!保育日誌の書き方
保育日誌は、保育の実施状況や子どもの様子、
保護者との連絡事項などを日々記録するものです。
保育内容の改善や、新しい保育計画の作成のうえで
重要な参考資料となるので、
単なる「記録」にならないようにします。
ここでは、保育日誌に書く内容をおさらいし、
限られた時間の中でもスムーズに書き上げるための
ポイントを紹介していきます。
保育日誌の内容
① 保育内容・ねらい
その日に実施した保育内容を時系列に沿って記録するとともに、
保育士の想いや考え、特記すべき子供の言動など、
保育の目的にポイントを絞った考察事項を書き入れます。
② 出席人数・欠席理由
その日欠席した子どもがいる場合は、その理由を記します。
体調不良による欠席なら、わかる範囲内で
発祥の経緯や通院の有無についても記録しておくと、
感染症対策を検討する際に役立ちます。
③ 子どもの健康状態
咳や鼻水などの風邪の症状がみられたり、
食事を残す子どもが多い、ぼーっとしている時間が長いなど、
保育中に気になる様子が見られたら漏れなく記録します。
子どもの体力に応じた保育内容を考える際の参考になります。
④ 保護者への連絡事項
連絡帳とは別に、保護者に対し持ち物や予定変更などの
お知らせをした場合は、その内容を記録しておきます。
⑤ 反省・評価
一日の保育を振り返り、反省点や課題を列挙します。
明日の保育に活かせるよう、具体的に記録することが大切です。
保育日誌の書き方ポイント
① 詳細に記録する
子どもの様子は、後で読み返したときに
はっきりと思い出せるように書くのがポイントです。
子どもが発した言葉をそのまま記録することや、
保育者としての気持ちをありのままに書くのも良いですね。
単なる「記録」だけでは子どもの変化や成長を把握しにくいですが、
より詳細に書いておくとそのプロセスを見出すことができます。
② まとめて書こうとしない
一日の最後にまとめて記録するのは大変な負担になります。
いざ保育日誌を開いたときに、書こうと思っていた出来事の
記憶があいまいになっていることもしばしばあります。
記録しておきたい出来事があったときには、
すぐにメモを取るようにしておくと
保育日誌に費やす時間と労力を省略できます。
③ その日のテーマを決めておく
一日の始まり、または前日の記録をまとめながら
「外遊びの様子を中心に観察しよう」
「女の子の遊びに注目しよう」
など、観察の視点を絞っておくと記録しやすくなります。
特定の子どもやグループを2~3日間ほど
継続して観察するのも新たな発見につながるでしょう。
また、先輩の保育日誌を参考に、どのような場面に注目しながら
保育を実施しているのか勉強してみるのもおすすめです。
保育日誌は、コツをつかめば短時間で簡潔に仕上げられます。
子どもの成長に活かせる保育日誌を目指していきましょう。
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