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#日々の保育

作成日 2019/06/28

更新日 2019/09/05

1歳児に人気の手遊び!一緒に楽しめるおすすめ7選

1歳の子どもが遊んでいる様子

手遊びは子どもたちがいくつになっても大好きな遊びのひとつです。自分自身が小さかったころもやったことがある、好きだった、という方も多いのではないでしょうか。手遊びは、いつでもどこでも、道具を使わなくても歌を歌うことで楽しめます。そして、ただ子どもたちと楽しく遊べるだけでなく、指先や手をいっぱいに動かすことによって脳の発達が促されます。また、コミュニケーション面においてもいい影響を与えるため、子どもの発達や成長のためには必要不可欠な遊びでもあるのです。

今回は、1歳児の成長の特徴や、手遊びが子どもに与える効果、1歳児が楽しく遊べるおすすめの手遊び7選を、まとめてご紹介します。


目次
【1歳児】どのように成長するの?その特徴は?
1歳児の手遊びの効果は?
1歳児と手遊びをするときのコツ・ポイントは?
1歳児のおすすめ手遊びをご紹介!
子どもと一緒に、いいこと尽くしの手遊びを楽しもう!

【1歳児】どのように成長するの?その特徴は?

1歳の女の子

小さい子どもの成長はあっという間……と言いますが、1歳児の子どもの成長は本当に著しく、目を見張るものがあります。身の回りのものに興味を持ち、言葉も少しずつ理解するようになり、発育や発達の個人差もとても大きくなるのもこの時期です。0歳児のころと比べ、どのような成長を見せるのでしょうか。


自我が芽生えて行動範囲もぐっと広がる!

ずっと抱っこされていたり、座ったままだったりした赤ちゃんも、1歳にもなるとよちよちと歩けるようになり、それまでと比べると行動範囲が大きく広がります。また言葉を発するようになったり、自我が芽生えて感情表現がさらに豊かになったりと、ペースは個人差がありますが成長が日々感じられるのがこの時期です。

言葉

言葉の発達は個人差がありますが、「まんま」「はい」などの簡単な1語か2語を使ったやりとりができるようになります。この段階では、会話ではなく音のやりとりでの、コミュニケーションという役割を担います。
また、目の前の人の話や絵本の内容を注意深く聞きながら、ある程度の理解を示すようになります。言葉の意味とともに、表情や体の動きも合わせて観察することで相手の言うことを理解しようとします。

行動範囲

うつぶせの状態でお腹を床につけ、腕や足の力で這って進むずりばいから、ハイハイでの移動を経て、歩けるようになるのがこの時期です。ハイハイでは行動範囲が限られていましたが、歩けるようになるとどこまでも歩いて行ってしまうので注意して行動を見ておく必要があります。

感情

行動範囲が広がるだけでなく、脳の発達によって感情が豊かになり、喜怒哀楽を顔の表情や態度で示すようになります。一方で伝えたいことがあっても一部しか言葉で表せないことや、思ったとおりにまだ行動できない、伝わらないことによってぐずったりかんしゃくを起こしたりする場面も多く見られるようになります。 まだ他人を思いやったり譲ったりということは難しく、自分はこうしたいという自我をしっかりと出します。

生活

長時間寝て過ごしていた0歳を過ぎ、1歳では家庭内や保育施設で生活習慣を身に付けていきます。昼間はしっかりと日光を浴びて体を動かし、夜は静かな環境の中でゆっくりと過ごし、暗くして寝る、といった1日の流れを意識しながら生活リズムを整えていきます。そして、遊ぶ、食べる、寝る、を中心に生活習慣を整えていくのです。 

このように、心身ともに大きく成長していくのが1歳児の特徴です。見たものを何でも吸収し、どんどん成長していくこの時期は、これからの成長の土台となる体作りを意識しながら、生活の中でなるべく多くの経験をさせて成長を促すようなかかわりをしていきましょう。


1歳児の手遊びの効果は?

手遊びの効果について考える女性

おもちゃや絵本は、たくさんの刺激や面白さがあり子どもたちは大好きです。1歳という大切な時期にはなくてはならないものでしょう。そして、同じくらい1歳児にとって不可欠なのが『手遊び』なのです。

手遊びとは、手を動かしながら歌を歌って楽しむ遊びのことをいいます。手だけでなく、腕や体全体をリズムに合わせて動かすものもあります。道具を使わずにいつでもどこでも楽しめる手遊びには、歌と動きを楽しむだけでなく、1歳児にとって子どもの成長を促す要素がたくさん含まれているのです。


指先を動かすので脳の発達によい

同じリズムやメロディーを手遊びの中で繰り返すことで、リズム感や反射神経が養われます。反射は、脳が情報を意識する前に脊髄で反応する無意識の行為のことをいいます。「反射神経がいい」とは情報伝達速度が速いことを意味し、手遊びによってこの情報伝達速度が鍛えられるのです。


体を動かすことでリズム感が身につく

手遊びは、歌によっては手だけでなく体全体を動かして遊ぶものもあります。手遊びは穏やかなテンポと優しい歌とともに、ゆっくりとした動きでも楽しめます。ダイナミックな動きでなくても、歌や音楽に合わせて身体を動かしたり、手を振ったりすることによって、子どもたちは自然とリズム感を身につけます。 グーとパーという簡単な繰り返しの動作ひとつでも、保育士が手を取り指の動かし方や力の入れ方を伝えることで、簡単なコミュニケーションと体の動きが身につきます。


反射神経が養われる

手遊びは、歌に合わせて手のひらから指先までという手全体を使って遊びます。手は「外部の脳」ともいわれ、脳の大部分を刺激する器官のうちのひとつです。手遊びでは、その手を左右バランスよく使ったり頭の中で指先と音を連動させたりすることによって、脳の活動が活性化し発達が促されるのです。 


言葉を覚えるきっかけになる

手遊びによって、たくさんの歌や言葉を聞くことができます。その中で、たくさんの歌詞や言葉に必然的に触れていきます。大人が新聞や本、会話の中で情報や言葉を知っていくように、子どもたちは手遊びの中で言葉を覚えていくのです。会話がままならず、字を読めない1歳児にとって、日常の遊びの中で言葉を覚えていくことは、コミュニケーションへの興味を促す重要なきっかけとなります。


場所を問わずにできる

道具やおもちゃなどを使わなくても、手遊びは体ひとつでいつでもどこでも楽しめます。歌とともに、手を使い、指先を使い、ときどき体も大きく使って遊びます。保育室や園庭、ホールの中など場所もほぼ選ばないでしょう。 子どもたちが普段から手遊びに慣れ親しんでいることで、保育者に集中を向けさせるとき、集会で少し静かにさせたいときなどに、集中を促す手段としても使えます。その場合は、必要以上に大声になったり命令口調になったりしないように気をつけましょう。強い言い方ではなく、明るく楽しい声をかけるようにしましょう。


1歳児と手遊びをするときのコツ・ポイントは?

1歳児の手遊びについて学ぶフクロウ

1歳児と手遊びをするときに気をつけたい3つのポイントがあります。そのポイントを押さえながら、子どもたちと一緒に楽しもう!という姿勢でおこなうことで、よりいっそう手遊びを楽しめるのです。ではその3つのポイントを見てみましょう。


子どもの興味がないものはやらない

大人がどれだけ楽しそうに手遊びをしていても、子どもたちが興味を持たなければ意味がありません。興味がない遊びを続けることは、子どもにとって苦痛になります。手遊びは保育者が一方的に行なうものではなく、子どもたちと一緒に楽しむものです。子どもが興味を持って自主的に楽しめる歌や、こちらが一生懸命働きかけなくても集中してしまう動きやメロディーが使われている手遊びを選びましょう。
興味の度合いは、実際に子どもたちが手遊びをやるかどうかでも判断できますが、子どもたちの表情からも読み解けます。子どもの表情から感情を読み解くことは、普段の保育の中でも大いに役立つスキルなので、少しずつ磨いていきましょう。


成長にあったものを選ぶ

「1歳児」と一括りにはしているものの、0歳に寄っている1歳なのか、2歳に寄っている1歳なのかによって成長が大きく違います。また、子ども一人ひとりの成長も個人差があり大きく異なります。『むすんでひらいて』のゆっくりとしたテンポが最適な1歳児がいれば、もっと速いテンポを好む1歳児もいるのです。子ども一人ひとりの手遊びに対する興味の向け方や月齢など、多角的に判断し成長にあった手遊びを選びましょう。 うまく手が動かせずに上手に手遊びができない場合でも、気にしないようにしましょう。大人が一方的にさせる遊びではありません。子ども自身が、楽しく遊べることが大切です。


最初はテンポをゆっくりする

手遊びの歌をまずはじっくり聞く。興味を持って、少しずつ一緒にやってみて覚えていく……。このような流れを子ども自身が身につけるためにも、最初はゆっくりとしたテンポで手遊びを楽しみましょう。 『大きな栗の木の下で』や『あたまかたひざポン!』などのように、テンポをだんだんとあげて楽しむ曲でも、最初はゆっくりとしたテンポで、だんだんとテンポをあげてスピード感やテンポが変わる面白さを伝えましょう。


1歳児のおすすめ手遊びをご紹介!

手遊びで笑顔になる子ども

それでは、1歳児に人気の手遊びをご紹介していきます。いろいろな動物が出てきたり、食べ物がたくさん出てきたり、指先までしっかりと動かしたり……。中には指の動きが複雑なものや、月齢が高い子どもだからこそ楽しめるものもありますが、子どもたちがワクワクしながら遊べるものがたくさんあります。1歳児にピッタリな手遊びを選んでみてくださいね。


1歳児のおすすめ手遊び(1) あたまかたひざポン!

あたま、かた、ひざ、と体全体を使う手遊びです。最初は保育者を見てまねをしながら覚えていくので、子どもの目を見ながらゆっくりとしたペースで進めましょう。あたまはここだよ、次はかた、ひざはここ、というように、体の部位もゆっくりと伝えながら手遊びをしましょう。 目、耳、鼻、口もまずはゆっくりと指差しながら教えましょう。だんだんと覚えていくと、子どもたちは自分で目や耳を指差しながら遊べるようになります。
流れを覚えて、次の動きを教えなくても楽しめるようになったら、テンポを速めたり遅くしたり変えながら遊ぶのがおすすめです。テンポに合わせようと子どもたちも必死になり、友だち同士で笑いあう姿がだんだんと見られるようになりますよ。


1歳児のおすすめ手遊び(2) 大きな栗の木の下で

あたまかたひざポン!と同様に、体全体を使う手遊びです。老若男女幅広い世代が知っている歌なので、初めてでも歌いやすく楽しみやすい曲です。 大きな栗を両手で作りながら、あたま、肩、膝とタッチしていく覚えやすいリズムだけでなく、保育者と子ども、子ども同士で目を合わせながら楽しめるのも魅力です。 月齢の高い子どもは自分で手を動かして遊べますが、まだ月齢の低い子どもは、保育者の膝に乗せて、保育者が子どもの手や腕を持って動かしてあげましょう。


1歳児のおすすめ手遊び(3) グーチョキパーでなにつくろ?

グーチョキパーの3種類の指の動きを駆使して、カタツムリ、かに、ちょうちょうなど、子どもたちに馴染みのあるものを作っていく手遊びです。 グーチョキパーの手の動きは、まだ指先の発達が完全ではない子どもたちにとって、想像以上に難しいものです。グーチョキパーをひとつずつ覚えていく練習にはぴったりの手遊びです。また、左右異なる指の動きも、脳の発達にはよい影響を及ぼします。

月齢の高い子どもには、手遊びをしながら「次は何を作る?」と尋ねてみてもよいでしょう。子どもたちの口からは、大人が思いもしないようなものが飛び出てくるので、さらに遊びを膨らませて楽しめます。また、子どもたちの創造性を養ういいきっかけにもなるでしょう。 まだ会話がままならない子どもでも、「あれをやりたい!」という意思は持っているものです。伝えようとしていることを、声や口の動き、今までの遊びの中での様子を思い浮かべながら、しっかりと引き出していきましょう。


1歳児のおすすめ手遊び(4) キャベツの中から

この手遊びは少しテンポが速いのが特徴です。両手をグーにするところから始まり、「キャベツの中から……」と歌に合わせて右手は小指、左手は親指、次に右手は親指、左手は小指というように2本の指を同時に動かしていきます。 「ピッピッ!」という音に合わせて、親指、人差し指……とどんどん広げる指が増えていくのが面白いところです。大人でも、「ピッピッ!」に合わせて指を動かすことは難しいと感じる人もいるかもしれませんね。脳の発達という視点では、左右の指を連動させることにかなりの力を使うので効果の高い手遊びです。

月齢の低い子どもには、この指の動きはまだ難しいかもしれませんが、テンポのよいリズムを聞いているだけで楽しい!という子どもも多いようです。テンポに合わなくても、月齢の高い子どもたちとともにしっかりと指を動かして遊ぶとよいでしょう。


1歳児のおすすめ手遊び(5) 魚が跳ねてピョーン!

両手を合わせ、「魚が跳ねてピョーン!」のタイミングで両手を上に広げます。跳ねた魚が、体のいろんな部位にくっついて帽子やしっぽ、メガネや靴下になる、という変化を楽しめる手遊びです。保育者と子どもが、スキンシップをとりながら一緒に遊べます。 この手遊びも、慣れてきたら子どもたちに「どこにくっつける?」「何になる?」と尋ねることで、子どもたちで遊びを作れるようにしてみましょう。


1歳児のおすすめ手遊び(6) むすんでひらいて

「むすんでひらいて……」と歌に合わせて、両手をグーにしたりパーにしたりする手遊びです。おもにグーとパーの繰り返しなので、月齢の低い子どもでも楽しんでできます。 「その手を上に……」「その手をおしりに……」など、手を上下に動かしたり体の部位につけたりすることで、飛行機やおさるさんなど、いろいろなものになりきってごっこ遊びもできます。手遊びにごっこ遊びが加わることで、子どもの空想力が存分に発揮されて、さまざまな変身を楽しみながら遊びを広げていけます。 この手遊びも、「どうする?」「何になる?」などの会話をしながら、子どもたちの想像力を膨らませる手助けをし、どんどん意見を引き出してあげましょう。


1歳児のおすすめ手遊び(7) パン屋さんにお買い物

「パンパンパン屋さんにお買い物……」と歌いながら、いろいろなパンを両手で作っていく手遊びです。さまざまなパンが出てくるので、食べ物の出てくる手遊びが大好きな子どもたちは大喜びでしょう。手を動かすだけでなく、保育者と子どもが向かい合って座り、鼻や耳、ほっぺたを優しくつまみながらでも遊べます。 指の動きが複雑な部分もあるので、1歳児後半以降になると、言葉と動きの両方をよりいっそう楽しめるでしょう。


子どもと一緒に、いいこと尽くしの手遊びを楽しもう!

手遊びする子どもの手

1歳児にとって手遊びは、どこでもできる手を使った遊び、というだけではなく、脳の発達を活発にするものでもあります。この経験が、今後成長していく中でさまざまなことを吸収していく土台となるのです。 また、コミュニケーションや信頼関係を深める手段としても大きな役割を果たします。手遊びは子どもたちが大好きな遊びのひとつです。レパートリーが増えることで、子どもたちとの手遊びはよりいっそう楽しくなるでしょう。ぜひ、いろんな手遊びを覚えて保育の中で実践していってくださいね。

「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービスでは、保育士向けに保育の現場で役立つ無料の研修を随時行なっています。適切な保育のための知識や、子どもたちを喜ばせるレパートリーを増やしていただくためのサポートをさせていただければと思いますので、ぜひご参加ください。

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監修者 PROFILE
コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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