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#日々の保育

作成日 2019/07/13

更新日 2020/12/25

保護者のクレームの対処方法と予防策を詳しく解説

憤る保護者の女性

保育士として、保護者とのかかわりは欠かせないものです。しかし、なかには保護者との良好な関係の築き方がわからない、クレームを言われるのが怖い、という保育士さんもいらっしゃるでしょう。今回は、保護者との信頼関係の築き方から、クレームにどのように対応すべきかなどを具体的にご紹介していきます。

目次

保護者の対応が発生するタイミングは?


保育園で起きたことについて考えている保護者

保護者の期待に応えるために日々頑張っている保育士にとって、保護者からの苦情=クレームは非常につらいものです。保護者からのクレームの対応が必要なタイミングとはどのようなときでしょうか?

クレームが発生するタイミングの多くは、保護者が園に対して期待していた水準より実際の状況が下回ったときです。「園の行事の日程をなるべく早めに教えてほしい」「子どもが園で怪我をしたときにはどんなに小さな傷でも教えてほしい」など、保護者が園に期待していることはさまざまです。一見、このような要望は気をつけていれば対応できそうなものですが、日々バタバタと保育をしているとつい忘れてしまった……ということも起こりがちでしょう。

さらに、早期の対応ができなかったときにもクレームは発生しやすくなります。忙しさが増したり対応すべきことが重なったりしたときには、優先順位がつけにくくなり対応が遅くなってしまうものです。小さなミスが何度も繰り返されることで、保護者の不満や不安は増幅します。これらのタイミングで保護者からのクレームが発生することが多いのです。


クレームやモンスターペアレントが増えた原因

近年、保護者からクレームを受けた経験がある保育士が増えているといいます。中には、理不尽なクレームをつける「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者の対応をしたことがある人もいるかもしれません。

保育士がどんなにスキルを高めようと努力を重ねても、保護者の考え方や感じ方は人それぞれです。子どもを想う保護者から「もっとこうしてほしい」「こんな対応をしてほしい」といった要望が聞かされることは珍しくありません。しかし、モンスターペアレントからのクレームは、自己中心的で行き過ぎていると感じられるものです。

たとえば、自分の子どもだけに特別な対応を求めたり、自分の都合で行事など園の予定変更を求めたりなどがあります。このようなクレームに対して、どのように対応していいかわからず、困ってしまう保育士も少なくありません。

保護者からのクレームが増えた原因には、以下の二つが考えられます。

  • 保育園など保育施設に対するネガティブな情報が、テレビやSNSなどで拡散されている
  • 核家族化や人間関係の希薄化により、悩みや想いを相談できる相手がいない

誰もがかんたんに、いろいろな情報にアクセスできるようになった現代社会においては、信ぴょう性が低く間違った情報に接触することもあるでしょう。もし大切な自分の子どもを預ける保育園についてのネガティブな情報に出会ってしまったら、たとえ信ぴょう性が低い情報だとしても不安を感じてしまうかもしれません。不安を募らせた結果が理不尽なクレームとなって現れることがあります。

また、「客である子どもに対して、保育園は最大限のサービスをすべき」と考えている保護者もいます。サービスへの不満に対して客観的な意見を言ってくれる人が身近にいない・少ないことも、クレームが増えている背景のひとつだと考えられます。


クレームの主な原因

保護者との衝突

保護者からのクレームがないように努めていても、クレームが発生してしまう場合があります。

保護者であれば、自分の子ども保育園で楽しく過ごせているかどうかは気になるところ。保育士のちょっとした言い回しひとつで「あれ?うちの子は大丈夫かな?」と思うこともあるかもしれません。

家庭の中で夫婦で話をする時間がなかなか取れない、それでも家族のほかに子どものことを相談できる人がいない、という保護者は少なくありません。保育士とのコミュニケーションの中で少しでも気がかりな部分があると、その小さな不安を一人で抱えているうちに大きくなって、「クレーム」という形になって現れてしまいます。

ここでは、クレームが発生する原因をいくつか挙げていきます。


(1)保育士とのコミュニケーションがうまくとれない

保育園の勤務はシフト制であることが多いことから、保護者と直接会う機会である登園時や降園時に担任以外の保育士が対応する場合があります。担任保育士とのコミュニケーション不足は、保護者にとって不安材料になりかねません。どうしてもその日のうちに話しておきたいことがあるときは先輩先生や園長先生に相談をしたうえで、その保護者のお迎えまで待っているほうがいい場合もあるでしょう。また、直接話をする機会がなかなか持てない保護者を事前に把握しておき、少しでも声を掛けるようにするなどの細やかな配慮が必要です。

(2)相談をしたのに誠実な対応がない

保護者が保育士を信頼してせっかく不安なことを話したのに、それに対して誠実な対応が見られないときに、保護者の不安は不満へと変わってしまいます。子どものことで相談されたのであれば、その日のうちになんらかの対応をしてお迎えのときに様子を知らせます。その日のうちに解決できない場合は、試行錯誤の過程を報告するなど「先生は一生懸命動いてくれている」ということが保護者に伝われば、クレームにつながることは少ないでしょう。

(3)怪我をしていたのに報告がなかった

預けている我が子が怪我をしているのに園から報告がなかったら、保護者は「先生はきちんと子どもを看ているのか」「園の安全対策はどうなっているのか」などと不満を抱きやすくなります。保育園としてお預かりをしている以上、怪我をさせてしまうことのないよう十分な配慮をしていても、遊びや生活のなかでどうしても防げない怪我もあります。その場合は、怪我をしたときの状況、怪我の程度、園の対応を客観的にわかりやすく伝えましょう。もちろん、お詫びの言葉を添え、今後再発を防ぐよう努めていくという姿勢を見せることも大切です。

保護者からのクレームの種類

保護者からの要望やクレームはさまざまですが、例として以下のようなものが挙げられます。

  • 担任の保育士を変更するよう要求する
  • 子どものケガの責任として、お見舞いやタクシー代の負担を要求する
  • 行事やイベントにおける子どもの配役や順番の変更を要求する
  • 子どもが嫌いな食べ物を給食から抜くよう要求する
  • トイレトレーニングや箸の持ち方の指導を保育園に要求する
  • 熱や病気でも登園させ、園に病院へ連れていくよう要求する
  • 子ども同士のケンカやトラブルは、一方的に相手の子が悪いと決めつける
  • お迎えに少し遅れてしまったが、ほんの数分だからと延長保育費は払わない

対応に困ってしまうような、保護者からの一方的な内容のクレームもあります。しかし、理不尽なクレームとはいえ、対応の仕方を間違えると大きなトラブルに発展しかねません。


クレーム時の保護者への姿勢・おさめ方

保護者対応時の姿勢や方法

クレームが発生してしまったとき、保育のプロとして保護者へどのように対応すればよいのでしょうか?ここでは、保護者への姿勢とそのおさめかたについてご紹介していきます。


保護者に寄り添う姿勢をとる

保護者からクレームがあったら、保護者に寄り添う姿勢をとりましょう。まずは、「不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません」と相手が気分を害す状況になったことを謝罪します。 感情が高ぶって、言葉でこちらを責め立てる保護者もいるかもしれませんが、まずは聞き役に徹します。保護者の話に十分に耳を傾けることで、クレームの原因が明確になってきます。その際、共感できる部分については「そのとおりですね」「お気持ちはわかります」など共感する言葉を投げかけ、相手を受け入れる姿勢を示しましょう。


事実関係を確認して保護者と共有する

話を進めていくうえで大切なのは、事実の確認です。なるべく主観を入れずに、事実関係を保護者と共有することが大前提となります。園側に非があれば謝罪をしましょう。


保護者に問題の解決策や代替案を提案する

事実関係の共有ができたら、解決策や代替策の提案をします。「要望のすべてに応えることは難しいけれど、ここまでなら対応できます」「このような方法をとることもできますがいかがでしょうか?」などと提案するとよいでしょう。その際、なるべく保護者の要望に沿う形で提案をしますが、保育園は多くの子どもが通う集団の場であることから、対応できかねる場合があることも伝えます。ただ保護者の話を聞き、受け入れるだけにならないようにしましょう。


対応可能な範囲を超えたクレームの場合

保護者から一方的で理不尽な要望を受けることがあります。ここでは、3つのクレームの事例とその対応方法をご紹介していきます。

クレーム事例(1)毎日仕事で忙しく、朝ご飯を食べさせる余裕がない。園で子どもの朝ご飯を用意してほしい。

まずは、日々忙しいと感じている保護者の気持ちを受け止め、園では朝ご飯の用意はできかねる旨を伝えます。保護者に寄り添いながら、準備が簡単な朝ご飯を提案すること、朝ご飯を食べてきたときに子どもがいきいきと一日を過ごせることなどを伝えることが大切です。

クレーム事例(2)一緒に遊んでいた友達に手を出されて怪我をした。手を出した相手の連絡先を教えてほしい。

園で起きた怪我であれば、園に責任があるので説明とお詫びをします。一方で、連絡先は個人情報であるため、教えることはできない旨を丁寧に伝えます。この場合には、双方に子ども同士のトラブルの経緯を知らせたうえで、怪我をさせてしまった子どもと保護者から直接謝罪してもらえるように、園が仲立ちをしましょう。

クレーム事例(3)新しい玩具が原因でケンカになっている。そんな玩具は保育園に置かないでほしい。

保護者にはなぜその玩具を置いているのか、保育・教育上のねらいをわかりやすく伝えます。こちらの事情を伝える際に、トラブルを減らすために試行錯誤していることも話すことで、保護者の理解を求めてみましょう。


クレームが大きくならないためのポイント

コツを抑えて笑顔になる保育士

クレームは一度発生すると、適切な対応をとらなければ雪だるま式に大きくなったり、ほかの件や保護者へと飛び火したりという可能性があります。クレームが大きくならないためには、どのような対策があるのでしょうか?


先輩先生や園長先生に相談する

クラスの保護者からクレームを言われた場合、自分に責任があると感じ、ほかの先生に言いづらいこともあるでしょう。しかし、クレームが発生したら、早めに先輩先生や園長先生に相談をしましょう。クレームを隠して対応を先延ばしにしている間に、保護者との関係が悪化し、収集がつかなくなる恐れもあります。一人で抱え込まず、助けを求めることが解決の糸口にもなります。


守ることが難しい約束はしない

クレームを言われたときに、早く収めたいという気持ちから、その場しのぎで守ることが難しい内容の約束をしてしまうことがあります。守れなかった場合は、さらに保護者の不満や怒りを誘う原因にもなります。守れない約束をすることは絶対に避けましょう。


話し合いの場をあらためて別日に設ける

クレームの場合、話をしていてもなかなか終着点が見つからず、時間ばかりが過ぎてしまうことがあります。その場合には、あらためて別日に話し合いの場を設定する方法もあります。少し時間をおくことで気持ちが落ち着き、円満な解決につながることもあります。


クレームの予防方法

保護者と保育士が顔を合わせて会話をする時間は、とても短いものです。中には、忙しくてゆっくり話すことができない保護者もいるでしょう。それでも、顔を合わせたときには笑顔で挨拶をして、今日一日を保育園でどのように過ごしていたかを伝えるようにします。普段からきちんとコミュニケーションをとっていれば、何かあってもすぐに大きなクレームに発展しにくいものです。

日頃からていねいなコミュニケーションを重ねることで保護者からの信頼を得られれば、困ったときに「先生、実は……」と相談してもらいやすいです。また、こちらも保護者の変化に気づくことができ、「悩んでいることはありませんか?」などと声をかけることもできます。

早い時点でクレームの芽をつぶすことができるように、保護者とのていねいなコミュニケーションを心がけましょう。


保護者に良い印象を与えるコツ


第一印象を大切にしている保育士

保育の仕事をするうえで、子どもとの信頼関係を築くことと同じくらい大切にしたいのは、保護者との信頼関係づくりです。保護者との関係が良好であれば互いが協力し合って、子どもの成長のためにスムーズな連携が取れるでしょう。また、園で何らかのトラブルが起きた際にも保護者との信頼関係がしっかりと築けていれば、クレームへと発展しにくいのです。ここでは、保護者との信頼関係づくりで大切な「印象」について学んでいきましょう。


第一印象をよくするポイント

第一印象とは「初対面のときに相手に抱く印象」のことで、出会って数秒で決まるといわれています。心理学では第一印象がその後のその人の評価や好感までも左右する、ということがわかっています。一度抱いた印象はなかなか変えられないため、保護者とよい関係を築きたいのであれば、第一印象をよくすることが大切です。

では、第一印象をよくするためにはどのようなポイントがあるのでしょう? ひとつめは、視覚的な情報である「見た目や態度」です。清潔感のある身だしなみ(髪型・服装・爪・化粧など)、笑顔で好意的な態度、正しい姿勢など常識の範囲で気をつけていれば大丈夫です。

ふたつめに、聴覚的な情報である「話し方」が重要です。自信をもち、はきはきとした聞き取りやすいトーンで話すことが人に好まれる話し方です。またそのほかにも話している相手の目を見て話す、ジェスチャーを加えながら話す、早口にならないようにするなどの意識をするとより印象のよい話し方ができるでしょう。

3つめは、「話す内容」です。話のポイントを押さえ、的確に伝えられるように整理しておきましょう。保育の現場でありがちなのが、保護者に対してこちらの思いばかりを話してしまうことです。ひとりよがりにならないよう、相手である保護者の思いや考えにも配慮をし、一緒に話を進めていく姿勢が大切です。


自己紹介の挨拶のポイント

クラス担任となり、保護者への初めての挨拶はとても緊張するものです。保護者は初対面の挨拶で「この先生に我が子を預けても大丈夫かどうか」ということを見ています。そのため、この挨拶をよいタイミングだと捉え、信頼関係を築くステップにすることをおすすめします。ここでは、保護者に安心してもらえる自己紹介の挨拶のポイントを押さえていきましょう。

新年度最初の挨拶ではまずは自己紹介をします。名前と一緒に「この園では〇年の経験があります」や「△歳のクラスは今までに〇回受け持ったことがあります」などの自身の経験を伝えると保護者に安心感を与えられます。また、初めての園や初めての担任の場合は「園の職員全員で子どもたちを見守り、育てていく姿勢を大切にしていきます」「この園のよさは職員のチームワークです。全員で大切なお子さんをお預かりします」などと、保育に対する姿勢や熱意を伝えていくと、よい印象を持たれるでしょう。

さらにぜひ加えたい内容は「どのような保育方針がありどんな保育を目指しているのか」や「この1年で子どもたちにどんな経験をさせたいのか」ということです。ここでは、保育士自身の思いをわかりやすく伝えましょう。保育士の情熱に共感される保護者もいるはずです。

最後に、「困りごとや心配ごとなどは登降園時や連絡帳などを使って遠慮なく教えてください」ということも伝えます。伝える時間や方法を保育士が具体的に示すことで、保護者はかかわりのイメージが持ちやすくなり今後の関係づくりにもつながります。


言葉遣いの注意ポイント

保護者と保育士の言葉のやり取りイメージ

保育士の言葉遣いは、保育のプロとして信頼できるかの判断に大きく影響します。ちょっとした言葉の乱れが保護者からの信頼を失うきっかけとなる場合がありますので、言葉遣いには十分に気をつけましょう。


若者言葉には注意をしよう

普段プライベートで遣っている言葉は、ふとしたときに出てしまうものです。とくに若者言葉は保育の現場にふさわしい言葉ではありません。保護者のなかには子どもへの悪影響を心配し、保育士の言葉遣いを不快に思う方もいますので十分に配慮しましょう。 保育のなかでどのような言葉を遣うのが好ましいかを考えておくと、ついつい言ってしまったということが少なくなるでしょう。たとえば「まじ」は「本当に」、「やばい」は「大変」、「超」は「とても」などです。これらを意識し、正しい言葉遣いができる保育士を目指しましょう。


子どもの名前は呼び捨てにしない

子どもの名前を呼び捨てにしないことは当然のことのように思われますが、呼び捨てにする保育士が意外と多いものです。子どもとの親密度が高まったときや、子どもを叱る場面でつい呼び捨てになってしまうようです。 自分の子どもを呼び捨てにされてうれしいと思う保護者は少なく、信頼を失ってしまう可能性があります。いつ誰に見られても大丈夫!と胸を張って言えるような保育を心がけましょう。


他の子どもと比較するような言葉はNG

保護者に子どもの様子を伝えるときについ言ってしまう言葉や表現方法にも注意が必要です。子ども同士を比較するような「普通は~です」や「ほかの子どもは〇〇ができていたのですが……」などと表現しないよう常に心がけておきましょう。

とくに、保護者へ子どもの発達や行動で気になる側面を伝えるときに、ほかの子どもの様子を比較対象にしがちです。しかし、保護者にとって我が子はかけがえのないたった一人の存在です。保育士からそのような言葉を投げかけられると、不信感を抱いてしまう保護者がいることは容易に想像できます。その点をしっかりと理解し、その子自身の育ちや課題に焦点をあてて話を進めましょう。


お願いごとをするときの注意

園から保護者に向けてお願いをすることはさまざまな場面であるでしょう。つい「〇〇してください」と伝えてしまうことがあると思いますが、このような表現は「命令されている」と感じる保護者もいます。 たとえば、クラスの子どもが帽子を忘れてきたので、園の帽子を貸したとします。洗濯をして返すことが園のきまりであったとしても、「洗濯をして持ってきてください」と伝えるより「洗濯をして持ってきてくださると助かります」と伝えたほうが、保護者は気持ちよく受け入れることができるでしょう。

このように上から目線にならないような言葉遣いを心がけることが大切です。


連絡帳でこまめにコミュニケーションを取ろう

保護者とのコミュニケーションに大切な連絡帳

連絡帳は子どもの一日の様子がわかるので、毎日楽しみにしている保護者が多いものです。また保育士側からみても、家庭での子どもの様子や親子のかかわりがわかるので、連絡帳は保護者とのコミュニケーションの鍵と言っても過言ではないでしょう。ここでは、連絡帳を書く際に気をつけるべきポイントや効果的な使い方をご紹介します。


マイナスなことを書くのはNG!

連絡帳は保護者と文字でやりとりを行なうため、よくも悪くも記録としてずっと残ってしまいます。また、文章は書き方によってこちらが伝えたかったことがねじ曲がって伝わってしまう可能性もあります。ですから、連絡帳に子どものマイナス面を書くことは避けましょう。
マイナスなできごとであるほど、保護者はそのときの子どもの様子や保育士の対応を具体的に知りたいと考えます。保護者へ伝える際に配慮が必要な事項は、お迎えのときに顔を合わせて話すことが大切です。直接話すことで、一生懸命に対応した姿勢が伝わり、保護者が保育士に信頼を寄せるきっかけにもなるでしょう。


書ききれなかったことはお迎え時に伝えよう

連絡帳は保護者とのコミュニケーションツールであるとはいえ、クラス全員分の連絡帳に1日のできごとの詳細を書くには時間的に難しいことがあります。その場合は、連絡帳に書いたできごとをお迎えのときにより詳しく伝えることで、保護者は園での子どもの様子をイメージしやすくなります。
このような連絡帳を通した小さなやりとりを日々積み重ねることで、保育士は保護者からの信頼を得やすくなります。また、何か気になることや心配なことなども聞きやすい関係を構築するのに役立ちます。結果的に保護者は不安や不満をためこむことが少なくなり、園に対するクレームや不信感を抱きにくくなるのです。


保護者対応で信頼関係を築こう


笑顔になる保育士

保育士にとって欠かすことのできない、保護者への対応についてまとめてきました。保護者の考え方や捉え方は人それぞれです。その点を十分に理解し、気持ちに寄り添える保育士を目指しましょう。また、保護者対応を職員全員が手を取り合って行なうことで、園への信頼も高まり、たとえクレームが発生しても大きな問題にならずに済むことがあります。何かあったときにはお互いに助け合える、素敵な職場環境をつくっていくことも大切です。

「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービスでは、保育士向けに保育の現場で役立つ無料の研修を随時行なっています。適切な保育のための知識や、子どもたちを喜ばせるレパートリーを増やしていただくためのサポートをさせていただければと思いますので、ぜひご参加ください。

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監修者 PROFILE
コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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