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#日々の保育

作成日 2019/09/20

更新日 2019/09/20

保育園と幼稚園の運動会の違いって?おすすめの月齢別競技もご紹介!

リレーバトンを手にポーズをとる子どもの画像

運動会は子どもたちが一生懸命がんばる姿を見せてくれる一大イベントです。運動会シーズンにはあちこちの保育園や幼稚園から子どもたちの元気な声が聞こえてきます。

保育園園児の中には、「きょうだいは幼稚園に通っていた、通っている」という家庭やその逆の場合もあり、保育園と幼稚園の運動会の違いに驚く保護者もいます。

今回は保育園と幼稚園の運動会の違いや、月齢別に楽しめるおすすめの運動会プログラムをご紹介します。

目次

「保育園」「幼稚園」運動会って違いがある?

お弁当の画像

子どもたちが一生懸命がんばる姿が見られる運動会。同じような月齢の子どもたちが通う保育園と幼稚園では、運動会に少し違いがあるようです。それぞれの運動会について、どのような点が違うのでしょうか。

時間帯が違う

保育園の運動会は、乳児もいるために午前中で終了することが多くなっています。0歳児や1歳児クラスの子どもたちは、自分のプログラム終了後自由解散とする園が多く見受けられます。

また、午前中でプログラムは終了しますが、運動会の楽しみのひとつでもあるお弁当を家族やともだちと食べてから解散とするケースが多いようです。一方、幼稚園では昼食を食べて午後も14:00 〜 15:00前後まで競技をおこないます。

場所が違う

保育園と幼稚園の運動会では、開催場所が異なるケースも多くなっています。園にもよりますが、乳児など月齢が小さい子どももいる保育園の運動会は目が届きやすい体育館や屋内で実施されることが多く、幼稚園では基本的に外の園庭やグラウンドで行なわれます。

また、基本的に保育園には共働き世帯が多く、体育館で実施される運動会は天候に左右されずスケジュールが立てやすいというメリットもあります。さらに近年では園庭を持たない、または園庭がせまい保育園が都市部を中心に増え、そのような保育園では近隣の小学校や中学校のグラウンドを借りて運動会を実施するというケースも増えています。

準備が違う

保育園の運動会は準備のほとんどを保育士で行ないますが、幼稚園の場合は保護者が手伝うケースが多く、とくにテント設置などの力仕事はお父さんが手伝うことも多くなっています。

幼稚園に比べ子どもの数が少ない保育園では、保護者も熾烈(しれつ)な場所取りなどはありませんが、子どもの人数が多い幼稚園では「朝早くから場所取りのために並ぶ」という光景がよくみられます。

月齢別!保育園・幼稚園で人気の競技・プログラム

競技中の子供と応援する保護者の画像

それでは、月齢ごとに運動会におすすめのプログラムを見ていきましょう。

0歳児向け競技・プログラム

0歳児はハイハイやつかまり立ちができるようになる月齢ですが、できることに個人差がかなり大きい時期でもあります。親子で一緒に楽しめるようなプログラムにするといいでしょう。

ハイハイ競争

【準備するもの】
マットやシートなど

【実施方法】

  1. ゴールではお母さんやお父さんが我が子を呼び、0歳の赤ちゃんたちはゴールめがけてハイハイしていきます
  2. ゴールまでハイハイし終わったら親が子どもを抱っこしてスタート地点まで走って戻りゴールするのもいいですね

【ポイント】
0歳児の定番、ハイハイ競争。幼児でいうかけっこのようなプログラムです。レース中、子どものサイドは保育士がしっかりサポートしましょう。

早生まれの子どもなど、まだハイハイができない子どもには、親が背中を抱えてサポートしたり、抱っこしたりと臨機応変に対応しましょう。

着せ替え競争

【準備するもの】
着替え用の服一式

【実施方法】

  1. 子どもを抱っこして親が走り、途中で着替えるポイントを作ります
  2. 全身着替えさせてゴールします

【ポイント】
服は保護者に好きなものを用意してもらいましょう。
なかには和服やドレスなど、ちょっとしたコスプレを用意してくださるご家庭もあり、盛り上がります。

1歳児向け競技・プログラム

歩いたり走ったり、ちょっとしたジャンプができるようになる1歳。この月齢も発達段階の差が大きいので、プログラムやルールづくりには配慮しましょう。

最近では「競技」ではなく、ブルーシートを敷いて、普段園で使っているおもちゃを出し、親子体操や親子遊戯など、親子で遊んで楽しむことも多く取り入れられています。

お買い物ごっこ

【準備するもの】
買うものを書いたカード、品物(野菜など、おもちゃでもいいです)、買い物かご

【実施方法】

  1. 買い物かごは保護者が持ちます
  2. 保護者と子どもが一緒スタートし、裏返しになっているカードを引きます
  3. カードに従って、中間点においてある品物のところまで行きます
  4. 子どもが品物を保護者が持っているかごに入れます
  5. 子どもと保護者で一緒にゴールします。

【ポイント】
品物の代わりに保育園の園児や先生にしても盛り上がります。(この時は、かごに入れるのではなく、手を繋いでもらいましょう)

ワクワク親子動物競争

【準備するもの】
ペンギン・カンガルー・コアラの絵を書いたカード

【実施方法】

  1. 親子でスタートし、途中に裏返しにして置いてあるカードをめくります
  2. それぞれのカードに書いてある絵に従った方法で、親子でゴールへ向かいます

    (カード毎のゴールへの向かい方の例)

    • ペンギンのカード 保護者の足の甲に子どもを乗せて子どもの両手を持ち、ペンギンのようなジェスチャーをしながら
    • コアラのカード 子どもをおんぶしながら
    • カンガルー 子どもを抱っこしながら

【ポイント】
親子でスタートしますので、子どもがしっかり歩けない場合でも楽しめます。ほかにオリジナルの動物カードを作ってもいいですね。

アンパンマンになろう!

【準備するもの】
アンパンマンのお面とマント、引っ張れるように紐をつけたダンボール(アンパンマン号に似せると子どもが喜びます)

【実施方法】

  1. 子どもだけでスタートします
  2. 中間地点にアンパンマンのお面とダンボールの乗り物を置き、そこで待機していた保護者が、子どもにお面をつけてアンパンマン号に乗せ、引っ張ってゴールします

【ポイント】
まだ歩けない子どもがいる場合は、アンパンマン号の場所までマットを敷きます。全員ハイハイでも可能です。

2歳児向け競技・プログラム

飛んだり走ったりなど、運動能力が高まる2歳。「自分でできる」を意識しながら親子で楽しく進められる競技をご紹介します。

デカパンリレー

【準備するもの】
デカパン。市販のものもインターネットなどで販売していますが、ゴミ袋を2枚つなげれば作れます。

【実施方法】

  1. デカパンの中に親子で入り、ヨーイドン!の合図でスタートします
  2. ゴールしたらデカパンを脱いで次の人に渡します。

【ポイント】
デカパンリレーは二人三脚を応用した競技です。親子だけでなく、子どもだけの競技にしても盛り上がります。その場合は距離を短くしたり、デカパンのサイズを小さくしたりという配慮をしましょう。

○○組オリンピック(走る、飛ぶ、くぐるなどの総合競技)

【準備するもの】
競技に合わせて、マットや鉄棒、フラフープ、トランポリンなど

【実施方法】
かけっこや、マットで作った山登り・フラフープくぐりなど、月齢に応じたさまざまな遊びの要素を取り入れて、ゴールを目指します。

【ポイント】
飛ぶ要素が多ければうさぎの耳やマントをつけるなど、衣装を用意すると子どもも喜びます。また子どもの普段の様子や特徴なども実況中継に取り入れながら見ている人を盛り上げましょう。

魔法のじゅうたん

【準備するもの】
じゅうたんにするレジャーシートや厚手の布

【実施方法】
≪親子ペアの場合≫
子どもはじゅうたんであるレジャーシートや布の上に乗り、保護者が引っ張ります。

≪グループの場合≫

  1. 保護者4人組みでじゅうたんの端を持ち、それぞれの子どもたちを一人ひとり運びます。
  2. 4人全員の子どもを運び終わったら終了です。

【ポイント】
親子ペアの場合の場合は、子どもが後ろに倒れないように気をつけましょう。子どもによっては喜んだり、泣いてしまったりと反応がそれぞれで盛り上がります。

グループの場合の場合は万が一に備えてマットやヘルメットを用意しておくといいでしょう。

3歳児(年少)向け競技・プログラム

周りと協力することや、ルールを守ることの大切さなどを理解しはじめる3歳児クラスからは、親子で楽しむ競技や単独競技、子どもだけのチーム競技など、バランスよく取り入れましょう。

かけっこ

【準備するもの】
ゴールテープなど

【実施方法】
数名のグループで、一定の距離を走って競います。

【ポイント】
運動会の定番、かけっこも3歳児クラスくらいからできるようになります。以前は子どもの速さに合わせてグループを決めていることがほとんどでしたが、最近では生まれ月やランダムなど、さまざまなグルーピングが行なわれているようです。

勝てば自信がつき、負けても「次は勝ちたい」という向上心が芽生えるなど、どんな結果でも子どもには得られるものがあります。園の方針が伝わるグルーピングをしてみましょう。

ダンボールキャタピラ競争

【準備するもの】
輪になったダンボールで作ったキャタピラ。ベルト状につなぎ、大人も入れるくらいの大きさにします。

【実施方法】
保護者と子どもがダンボールのキャタピラに入り、ゴールを目指します。

【ポイント】
単純ですが、親子で必死になれるので盛り上がります。リレーにしてもいいですね。

ダンス

【準備するもの】
ダンスに合わせた衣装や小物など

【実施方法】
曲に合わせて踊ります。

【ポイント】
ダンスは運動会の定番プログラムです。どの月齢にも共通しますが、ダンスの選曲は子どもが知っている曲を選ぶと練習にも張り切って取り組みます。最近の人気曲にくわえて、定番は「勇気100%」や「エビカニクス」などです。

4・5歳児(年中・年長)向け競技・プログラム

年中・年長にあたる4・5歳児は、できることに個人差が少なくなってくるころ。年中・年長の混合競技も可能になってきます。

年長だからこそ子どもたちが「カッコいい」と思える競技や、「競う」「目標に向かって努力する」などが実感できるプログラムがおすすめです。

かけっこ

【準備するもの】
ゴールテープなど

【実施方法】
数名のグループで、一定の距離を走って競います。

【ポイント】
運動会の花形プログラムのかけっこは、年中・年長クラスにははずせないプログラムです。運動会当日だけではなく、事前練習で腕の振り方やスタートの方法など、具体的な「走る練習」を取り入れて、早く走るコツを子どもたちに教えてみましょう。

また勝ち負けにこだわるのは悪くありませんが、「最後まであきらめない」「自分ができる力を出す」ことにポイントをおいて、子どもたちを応援しましょう。

玉入れ

【準備するもの】
玉入れのカゴと玉

【実施方法】
チームに分かれ、カゴに向かって玉を投げ入れます。

【ポイント】
玉入れも運動会の定番です。カゴに入った玉を一つひとつ数えるところがポイントです。カゴは固定しても、先生が持って動いてもいいでしょう。園児の背の高さを考え、「入りそうで難しい」高さに設定します。

年中・年長リレー

【準備するもの】
バトン・ゴールテープなど

【実施方法】
2 ~ 4チームに分かれ、全員でバトンをつないで走ります。

【ポイント】
運動会のクライマックスにぴったりです。「年中」「年長」それぞれがチームを作っても、混合チームも作っても盛り上がります。バトンは4・5歳児でも持ちやすいリングバトンがおすすめです。

かけっことは違い、「バトンをつなぐ楽しさ」「みんなが頑張って結果が出ること」を伝えられるといいですね。

親子リレー

【準備するもの】
バトン・ゴールテープ・ハンデ用のリュックなど

【実施方法】
2 〜 4チームに分かれ、大人と子どもでチームを作ってリレーを行ないます。

【ポイント】
大人チーム、子どもチームに分かれても、大人と子どもが混合でも、どちらでも盛り上がります。大人にはペットボトル数本を入れたリュックなど、ハンデをつけましょう。意外とリュックの受け渡しに時間がかかって子どものほうが速いこともあります。

大人チームには、保育士の参加や保育士だけで編成するチームを作ってもより盛り上がります。

ダンスや組体操

【準備するもの】
ダンスに合わせた衣装や小物など

【実施方法】
曲に合わせて踊ります。

【ポイント】
年中・年長のダンスは流行りの曲からセレクトすると、子どもたちも喜び、見ている保護者も盛り上がります。ダンスのかわいらしさとはまた違い、仲間と力を合わせて魅せる演技は、子どもの成長が感じられるでしょう。

なお、組体操を取り入れている保育園もありますが、怪我などに十分な配慮は必要です。組体操を行いたい場合には事前に他の保育士とも話し合い、事故が起きないような内容にすることが大切です。

借り物競争

【準備するもの】
借りる品物を書いたカード

【実施方法】
乳児で行なう「親子借り物競走」でなく、こちらは子どもが自分で行ないます。スタート地点から借りる品物を書いたカードが置いてある地点まで走り、カードに書いてあるものと一緒にゴールします。

【ポイント】
「イケメン」「素敵なおかあさん」「頭がよさそうな人」「おしゃれな先生」など、子どもの判断にゆだねる「借り物」をカードに書いておくと盛り上がります。ただしネガティブな内容は避けましょう。

過剰配慮は避け、子どもも保護者も楽しめる運動会を

万国旗の画像

乳児も参加する保育園と幼児のみで行なわれる幼稚園の運動会では、多少の違いがあるものの、どちらの運動会も子どもたちや保護者にとってはかけがえのない行事です。

しかし、期待が大きいが故に、まれに保護者に子どものいいところを見せようとして、無理やり行動を促してしまうことがあります。

あくまで子どもが主役であることを忘れてはいけません。現在の子どもの成長過程を見守り、来年に期待しましょう。こちらにご紹介した運動会のプログラムも参考に、ぜひ楽しい運動会のプログラムを検討してみてください。


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監修者 PROFILE
コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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