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#日々の保育

作成日 2019/11/22

更新日 2019/11/22

保育士さん必見!手帳の選び方・使い方って?

手帳

毎日たくさんの業務をこなす保育士にとって、手帳は必携アイテムのひとつです。

園行事やイベントのスケジュール管理はもちろん、子どもたちの記録や保護者への連絡事項、書類の締め切りや仕事のメモなど、さまざまなことを書き込んでいる保育士が多いでしょう。

今回は、保育士にぴったりの手帳の選び方とぜひとも見習いたい、じょうずな活用方法をご紹介します。

目次

保育士さんの手帳の選び方

忙しさに頭を抱える女性

最近はスケジュール管理に手帳を使わず、スマートフォンやタブレットのアプリで代用する人が増えてきました。

しかし、いくら保育の現場のICT化が進んでいるとはいえ、保育士が仕事中にスマホなどを手にすることは難しいのが現状です。

その点、手帳であれば、いつでも開いて中身を確認したり、気になることを書き込んだりすることができます。また、手帳に手書きすることで、情報を整理して記憶できるメリットがあります。

ひとくちに手帳といっても、その種類は千差万別です。まずはそれぞれの手帳の特徴を確認し、それがどのような保育士に適しているかについて考えてみましょう。

マンスリー(1か月)タイプ

見開きで1か月の予定が書き込めるのが、マンスリータイプと呼ばれる手帳です。

この形式の手帳は、1か月の予定全体が見通しやすく、行事までの残り日数や月単位での保育の流れの把握にたいへん適しています。また、薄いものが多いため、携帯にも便利です。

1日ごとの記入スペースが少ないため、ルーティーンワークが多い保育士に向いています。

手帳には最小限の予定だけを書き込み、子どもの記録や注意事項を書き込む専用ノートを別に用意する人におすすめです。

ウィークリー(1週間)タイプ

ウィークリータイプの手帳は、1週間ごとの予定を把握しやすいのが特徴です。

同じウィークリータイプの手帳でも、見開きの片側が予定表でもう一方がフリーページになっている「週間レフトタイプ」や、見開き2ページ全体を7日に分けた「週間ホリゾンタルタイプ」と呼ばれるものなど、形式は多岐にわたります。

毎年、さまざまなレイアウトのものが発売されますので、自分に合ったお気に入りのものを見つけやすいでしょう。

1日ごとにある程度のスペースが確保できますので、細かい予定や保育時間に気づいたことなどが書き込めます。

週単位でのスケジュールを見渡しながら、必要な範囲で毎日の記録も残したい保育士におすすめです。

デイリー(1日)タイプ

デイリータイプの手帳のメリットは、1日の予定や記録を詳しく書き込めるところです。ノートやメモを別に用意しなくても、手帳1冊ですべての業務内容を把握できます。

また、フリースペースが広いため、子どもの様子や保育のアイデアなどをイラストで残せるのも便利です。普段から大切なことを書き留めておくことが好きな保育士にはひじょうにおすすめです。

また、毎日の業務量が多い保育士にとっても、1日ごとにTo Doリストを作成できるため、仕事の効率化につながるでしょう。

ただし、「手帳の空欄を埋める」ことばかりに気を取られると、肝心の保育業務に支障が出てしまいますので、注意が必要です。

タイムスケジュールタイプ

タイムスケジュールタイプの手帳は「バーチカル」とも呼ばれ、分単位での予定を把握しやすいのが特徴です。

業務の日時を把握するだけでなく、業務ごとの順序など、1日の流れや優先順位を視覚的に捉えられます。

そのため、会議や面談などの予定が多い保育士や、子どもたちの授乳時間、送迎時間などスケジュールを細かく管理したい保育士にぴったりです。遅出、早出などシフト制勤務の人も使いやすいでしょう。

【新年度】保育士さんにおすすめの手帳タイトル

スケジュール帳

具体的に保育士が使いやすい手帳にはどのようなものがあるのでしょうか。

ノベルティとしてもらえる「ひかりのくに・保育ウィークリーなど」非売品の中にも使いやすい手帳はありますが、ここでは、市販されている手帳の中からとくにおすすめの4冊について、くわしくご紹介します。

学研・ピコロフレンズダイアリー

学研が保育士のために作ったオリジナルの手帳が、「ピコロフレンズダイアリー」です。月間カレンダーとは別に週間カレンダーのページもあるため、マンスリーとウィークリーのメリットがどちらも活かせます。

週間カレンダーはレフトタイプで、右側のフリーページには方眼のマス目が印刷されており、整理して書き込むのに便利です。

週間カレンダーは保育の現場にあわせて4月始まりですが、月間カレンダーは1月から使えるため、年度替わりをはさんでの予定も把握しやすいでしょう。

クラス全員の誕生日が書き込めるページやグループ分けの表がありますので、クラス担任をする際にもひじょうに実用的に使えます。

192ページがオールカラーで挿絵の動物たちもとてもかわいいため、壁面装飾やイラスト練習の参考にもでき、保育士からの人気が高い1冊です。

ほぼ日手帳

2002年版の発売以来、毎年さまざまな業種の人たちに愛用されている「ほぼ日手帳」は、保育士にとってもたいへん使いやすいものです。

1日1ページのスペースが設けられているため、スケジュール帳としてだけでなく、自分専用の保育日誌として活用できます。

年間カレンダーや月間カレンダーも充実しているので、長期的な保育計画や園行事の進行状況を把握するのにもぴったりです。

「ほぼ日手帳」の特徴は、大きさやカバーの種類の豊富さにあります。

持ち運びのしやすさを重視するならA6タイプ、書き込むスペースをできるだけ多く確保したい場合はA5タイプと用途にあわせてお気に入りの1冊を選びましょう。

最近は、ウィークリータイプや5年間続けて使える「ほぼ日5年手帳」も発売されています。

コクヨ・キャンパスダイアリー マンスリー&ウィークリー

月間の園行事や予定にあわせて、週間の保育内容を決めたいという保育士におすすめの手帳が、「コクヨ・キャンパスダイアリー マンスリー&ウィークリー」です。

手帳の上半分にマンスリーのカレンダー、下半分にバーチカルタイプのウィークリーカレンダーが掲載されています。

それぞれ独立してページがめくれるので、運動会や発表会など月をまたいでスケジュール管理が必要な項目を確認しながら、各週の保育計画を作成できます。

大きな行事が続く4・5歳児クラスを担当するときに便利でしょう。

ウィークリーカレンダーでは1日ごとに3つのチェックボックスが用意されています。To Doリストとして使うことで、日常業務のやり忘れを防げるのではないでしょうか。

おなじみのコクヨのCampusリングノートと同じように作られているため、平らに広げてめくりやすく、ペンで書いてもにじみにくいのが特徴です。

東洋館出版社・保育パーフェクトダイアリー

「東洋館出版社・保育パーフェクトダイアリー」は、幼児教育の現場で25年間働き、現在は幼児発達学の准教授として活躍する桐川敦子先生が考案しました。

そのため、保育士のニーズが手帳の各所に反映されています。

一例として、表紙がリバーシブルなので、普段はかわいい柄で使い、保護者の目に触れるときや真面目なシーンではおとなしい柄に切りかえられるのです。

「子どもと一緒に野菜づくり」「シーン別 保護者との関わり方のコツ」「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」など、読みものとしても充実した内容が特徴です。

園だよりに使える文例集や保護者との電話対応例に助けられる保育士も多いでしょう。毎日、繰り返しこの手帳に目を通すことで、保育士としての知識を増やせるのが、人気の秘密です。

保育士さんの手帳の使い方・活用法

机で勉強する女の子

最近は、インターネットや雑誌でも、じょうずな手帳の使い方を特集することが増えてきました。「手帳を活用する」ことは、「時間を活用する」ことに直結するからです。

ここではとくに、一般の手帳術とはすこし違った、保育現場に即したおすすめの手帳の使い方を説明します。

また、スキルアップや業務時間の短縮を目指して、保育士が実践する手帳活用方法やアイデアも紹介しますので、ぜひとも参考にしてください。

保育士さんにおすすめの手帳の使い方

保育士として働くうえで何よりも大切なのは、子どもたちやその保護者とのかかわりです。

その重要性を考慮すると、手帳も「自分のもの」であると同時に「子どもたちや保護者のためのもの」でなければなりません。このような視点から、保育士ならではの手帳の使い方について考えてみましょう。

緊急時の覚え書きとして使う

新年度、保育園で自分が担当する子どもが決まったら、まずは保護者の緊急連絡先を手帳に書き込むのがおすすめです。急な発熱や怪我などの際はもちろん、地震などの緊急災害時にもひじょうに役立ちます。

あわせてアレルギーの有無について書き加えておけば、非常事態にも焦ることなく手帳だけを持って避難所に移動できます。

ただし個人情報を取り扱うことになりますので、管理には細心の注意が必要です。

プライベートの手帳と保育士用の手帳を分けるなど、子どもたちや家庭の情報が外部にもれないようくれぐれも気をつけましょう。

保護者への連絡帳の下書きとして使う

保護者への連絡事項が思い浮かんだら、その都度、手帳に書き込むようにしましょう。ときどき手近にあるプリントの裏紙などにメモする人を見かけますが、なくしてしまう可能性があります。

手帳のフリースペースをじょうずに使い、「その日保護者に伝えたいことは、手帳を見ればすべてわかる」と胸を張って言えるよう、手帳に情報を一元化するよう心がけましょう。

この手帳の記録は、保護者への連絡帳の下書きやお迎えの際の報告に活用します。

記憶だけに頼るのではなく、きちんとした記録に基づいて書かれた連絡帳を読めば、保護者も保育園での子どもの様子がよくわかり、安心して子どもを預けられるでしょう。

また、手帳への書き込みを習慣づければ、保育日誌などを書く際にも重宝します。保護者やほかの保育士たちからの信頼獲得のツールとして手帳を利用しましょう。

ぜひとも見習いたい保育士さんの手帳活用法

最後に、保育士としてのスキルアップにもつながる手帳活用法をご紹介します。すこしの工夫と一手間を加えることで、手帳は毎日の園生活を快適に過ごすための強い味方となるのです。

特別な日はシールや色で目立たせ優先順位を把握する

年度の始まりに、1年の予定をまとめて手帳に書き込む保育士は多いでしょう。

その際には、運動会や発表会、作品展や卒園式など特別なイベントの日が一目で把握できるよう、シールやカラーペンを使ってしっかりと目立たせて記入するのがおすすめです。

大きな年中行事を目立たせることで1年間の節目がよくわかり、今後の見通しを立てやすくなります。

1日1日を行き当たりばったりで過ごすのではなく、その時期にすべきことは何かをしっかりと考え優先順位をつけることで、より多くの業務を効率的にこなせるでしょう。

プライベートの予定を記入する場合は別の色で書き込めば、オンとオフの切り替えもうまくいき、公私ともに充実した日々を過ごせるはずです。

新しい手帳に変わるときは前の年の予定も書き込んでおく

新しい手帳に変わるときは、当然、今後の予定を書き込みますが、あえて前年の同じ月のスケジュールや実際に起きた事柄も、古い手帳から書き写しておきましょう。

保育の現場には、1年単位で繰り返されるイベントがたくさんあります。また、「2度あることは3度ある」ということわざのように、同じ季節には同じようなトラブルが発生することも多いでしょう。

今はまだ日が浅くて覚えていることも、来年の同時期には日々の忙しさのなかですっかり忘れている可能性があります。

そのため、新しい手帳に変わったタイミングで、翌年の同じ月の片隅に備忘録を作成しておきましょう。「成功は翌年の糧に、失敗はけっして繰り返さない」という心構えが保育士として成長を促すのです。

ふせんと手帳の相互活用でやり忘れや残業をなくす

ふせんを効果的に使うのも保育士のじょうずな手帳活用法です。

とくに、エプロンのポケットなどに入らない大きめのサイズの手帳を使うときは、つねにふせんを持ち歩き、そこに子どもの気になる様子や思いついたアイデア、感想などを記入します。

そして、最終的にふせんを手帳に貼り付け、情報の一元化を目指すのです。

また、ふせんはTo Doリストとしても使えます。朝、手帳を確認し、その日のうちに終わらせる必要がある業務をふせんに書きだしておけば、うっかりやり忘れるという事態も防げるでしょう。

メモをうまく活用し効率よく業務に取り組めば、残業もしぜんと減ってくるのではないでしょうか。なお、ふせんや手帳にばかり気をとられ子どもたちへの安全配慮を怠っては本末転倒ですので、注意しましょう。

3行日誌は保育士としての財産になる

フリースペースに3行日誌をつけるのも、見習いたい手帳活用法のひとつです。短い文章でも日々こつこつと書きためれば、あとから見返したときに子どもの成長がはっきりと感じられるでしょう。

また、何年間も3行日誌を書き続けると、同じ年齢の子どもを担当したとき、いつでもかんたんに過去の記録を読み返すことができます。

もしかすると、過去の自分の手帳の中に、現在のクラス運営や保護者対応のトラブルを解決するキーワードが隠されているかもしれません。

毎年なにげなく書き続けた手帳は、保育士としてのかけがえのない財産なのです。

手帳を有効活用しワンランク上の保育士を目指そう!

手帳やコーヒー

保育士として働く中で「もっと時間がほしい」と感じる瞬間は多いものです。

手帳を有効活用することにより、同じ時間でより多くの業務をこなせるようになれば、空いた時間を子どもたちとの触れあいや、保育士としてのスキルアップに使えるようになります。

また、毎年の手帳を大切に保管しておけば、どの参考書よりもくわしい、世界にひとつだけの「保育記録集」ができあがるのです。

自分にぴったりの手帳を見つけ、保育士ならではの手帳活用方法を身につけることで、今までよりワンランク上の保育士を目指しましょう。


「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービス では、保育士向けに保育の現場で役立つ無料の研修を随時行なっています。適切な保育のための知識や、子どもたちを喜ばせるレパートリーを増やしていただくためのサポートをさせていただければと思いますので、ぜひご参加ください。

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監修者 PROFILE

コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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