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#保育士の働き方

作成日 2019/12/24

更新日 2019/12/24

保育士の勤務時間・勤務体系は?シフト制や時短勤務についてご紹介!

元気な子供

保育士として復帰したい、両立をうまく図りたい、短い時間で働きたい。けれど、保育士の労働環境は厳しいところばかり……とあきらめかけている保育士さんはいませんか?

保育士には自分のライフスタイルに合わせたさまざまな働き方があります。

このコラムでは、保育士の勤務時間やシフト制、時短勤務などについて具体的に紹介しています。また、休憩や有休、産休・育休取得に関する実際の保育現場の様子もお伝えしています。

目次

保育士の勤務時間とは?

帰宅する女性

保育園は子どもを預かる時間が長いことから、保育士には園の実情に合わせた多様な勤務時間を設けている園がほとんどです。ここではどのような勤務時間があるのかを紹介していきます。

時間固定で勤務する場合

8:00 ~ 16:00、9:00 ~ 13:00など決まった労働時間で働くことを時間固定勤務と言います。

働く時間が限定されていることで、家庭を持っていたりお子さんがいたりする保育士さんにとって家事や子どもの送迎の時間を確保しやすく、働きやすい勤務形態です。

ほかにも、自身の子どもの手が離れた保育士さんには、夕方から閉園までの勤務が都合がよいという方もいます。

このように、勤務時間が自分のライフスタイルに合っていると保育士として働きやすくなります。

子育てや介護など家庭のことも大切にしたい方やブランクからの復帰を考えている方にとっては、時間固定勤務はとくに働きやすい形態と言えるでしょう。

保育士として働きたい方のさまざまな事情を受け、求人条件として時間固定勤務を挙げている園も多くあります。また傾向として、派遣の場合は時間固定勤務が多いようです。

シフト制を基本としている園が多い

保育士の勤務状況として、基本的に1日8時間、週休2日のシフト制で勤務をする場合が多いようです。

土日も開けている園の場合は、平日にも休日が入り、月8日の休日でシフトを組んでいる場合がほとんどです。シフトの組み方は、園の規模や職員の人数などさまざまなことが配慮されます。

公立か私立で違いはある?

公立の保育園・幼稚園・こども園で働く保育士・幼稚園教諭・保育教諭は公務員なので、拘束時間が8時間45分、労働時間が7時間45分という自治体が多いようです。

一方、私立園は、9時間の拘束で8時間の労働というところがほとんどです。

公立と私立を比較すると、公立の方が正規職員の比率が高い傾向にあります。早番・遅番にも必ず正規職員が配置されることから、正規職員比率の高い公立の方が、一人に回ってくる早番や遅番などのシフトの回数は少ないことが多いようです。

ただし時間による職員配置、つまり、シフトの組み方については、公立か私立かというよりも、園の規模や地域性によるところが大きくなっています。

シフト制の保育士の勤務時間は?

女性社員

多くの園で取り入れられているシフト制ですが、実際はどのような時間で働いているのでしょうか。

基本的には、3交代制をとっている園が多いようですが、園の事情によっては、4交代制や5交代制、7交代制にしている園もあるようです。

異なる時間帯で勤務する保育士が連携を取りながら保育を行なっていく様子がイメージできるよう、ここでは保育士の3交代制勤務の一例を紹介していきます。

保育士のシフト:早番

早番は7:00 ~ 16:00の勤務で、園を開所するところから始まります。そして、早朝預かりの子どもたちの受け入れや保育を担当します。

早番では、保護者とのコミュニケーションをとる時間があります。家庭での子どもの様子や体調面のことなどを聞くこともあるでしょう。クラス担任への確実な引き継ぎも早番の大切な仕事のひとつです。

保育士のシフト:中番

中番は多くが8:00 ~ 17:00の勤務です。子どもたちが揃う時間帯であることから、3交代のシフト制のうち一番多いシフトです。この時間には、クラスごとで活動をする園が多くなります。

早番の保育士から引き継いだ内容を考慮し、子どもの実態に合わせて臨機応変に保育を行なうこともあります。

またこの保育時間中、子どもに起きたことで保護者に伝えておかなければならないことは、次の遅番の保育士に引き継ぎを行ないます。

保育士のシフト:遅番

遅番は10:00 ~ 19:00勤務が多く、通常の保育後は預かりの子どもの保育も行ないます。園の事情にもよりますが、夕方には子どもの人数が減るので、異年齢保育を行なう園が多いようです。

保護者へ子どもを引き渡す遅番の保育士は、クラス担任から引き継いだ連絡事項を伝える役割も果たします。

時間外保育や休日保育がある園では?

現代社会における働き方の多様化にともない、保育園も延長保育や早朝保育、夜間保育などを行なう園が増加してきています。

(例)

  • 延長保育 夜10時ころまで
  • 早朝保育 朝7時ころから
  • 夜間保育 深夜または翌朝まで

このように時間外や休日に保育がある場合も、シフトを組んで対応している園が多いようです。

ただし、時間が長く、休日も含まれることから正規職員だけで回すのが難しい場合もあります。そのような場合は、契約社員や派遣社員、パート職員など非正規雇用の保育士に頼る園も多くあります。

時短勤務の保育士は?

非正規雇用のパート保育士には、時短勤務という勤務形態の方もいます。早朝保育や預かり保育、休日保育などでは、パート保育士を配置する園が多くあります。

このような時間外保育だけを担当する保育士は、3 ~ 4時間の短時間の勤務で働いている場合が多いようです。

時短勤務の保育士の場合、担任を持たないことが多いですが、日中の時間帯に勤務する場合はまれにクラス担任を任されることもあります。

保育士の休憩時間は?

うちカフェ

保育士は忙しい勤務のなかでどのように休憩を取っているのでしょうか?ここでは、保育現場の実態に触れていきます。

労働基準法から見た休憩時間は?

労働者の休憩については、労働基準法の第4章で「労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇」として規定されています。労働基準法第34条第1項によれば、「使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。」※とされています。

つまり、8時間以上勤務するフルタイムの保育士は、少なくとも1時間の休憩時間が確保されると定められているのです。

※引用:「労働基準法第34条第1項」

実際の保育現場の休憩時間は?

では、実際の保育の現場では休憩時間がきちんと確保されているのでしょうか?保育園では子どもが午睡をするので、子どもたちが寝ている間に保育士は休憩できると考える方もいるかもしれません。

しかし、午睡している子どもを見守ることやその間に連絡帳を書くことは必要な業務であり休憩とは言えません。では、保育現場ではどのように子どもから離れ、定められた「休憩」をとっているのでしょうか?

公立の保育園では、人件費の面でも地方自治体が予算をとり、保育士が休憩時間を確保できるように人員配置されています。したがって、しっかりと休憩時間を取れる園が比較的多いようです。

しかしながら、私立の保育園の中には保育士を雇うための十分な予算が組めない園もあり、休憩を取りにくい、お茶を飲むだけで終わってしまう、という実態もあるようです。

保育士の残業状況とは?

デスク

保育士は子どもが降園すると業務終了というイメージを持たれることもあるかもしれませんね。ここでは、実際の保育士の残業の状況を探っていきましょう。

保育士の残業時間はどのくらい?

保育士の仕事は、子どもと一緒にいる時間だけではなく多岐に渡ります。

連絡帳や保育日誌、記録などの書類作成、日々の環境づくり、行事の準備、壁面飾りの製作なども保育士の仕事です。そのほかに会議や研修などが入る場合もあります。

これらを勤務時間内に終えることは難しく、残業をしている保育士が多いと言えます。

全国保育協議会の実態調査によれば、週当たりの実働時間が40時間以上の正規職員は、全体の57.2%を占めるということが明らかになっています。

前述のとおり一般的なシフト制の労働時間は1日8時間で月20日の勤務、つまり1週間で40時間の勤務です。このことを考えると、半数以上の保育士が残業をしていることがわかります。

※参考:全国保育協議会 「会員の実態調査 報告書2016」P53

仕事を持ち帰ってサービス残業をすることはある?

賃金が支払われていない超過勤務、すなわちサービス残業が保育士にもあります。

とくに壁面飾りの製作やピアノの練習、行事の衣装や小物作りなどは、園で時間を取りにくいという理由から自宅でする場合があるようです。

また、月案や週案などの書類作成も時間がかかる、個人でできる仕事だから……などの理由で自宅に持ち帰り、サービス残業をしている保育士が多くみられます。

保育士のお休みについて

新緑と親子

保護者のニーズに合わせ、時間外保育や土曜保育、休日保育などを取り入れる園が多くなっていますが、保育士はどのように休日・休暇を取っているのでしょうか?

ここでは、育休や産休についても取り上げています。

保育士は土日休みがある?

保護者のニーズに応え、土曜日を開けている園が多くなってきています。そのような場合はシフト制で勤務を組むため、月に1 ~ 2回の土曜勤務がある保育士さんが多いようです。

日曜日は行事の日にあてられる場合があります。働いている保護者の日曜日が休日であることが多いため、保育士は日曜日に出勤をする可能性もあるのです。

ただし派遣保育士やパート保育士に関しては、土日は完全に休みという園も多くあります。

保育士に有休はある?

有休は正式には年次有給休暇と言い、フルタイム勤務であれば、基本的には勤務をし始めてから6か月後に最低でも10日付与されることになっています。また、勤務時間の短い方は、それよりも少ない日数が付与されます。

年次有給休暇については、正規職員、派遣、パートなど雇用形態は問わず、勤務の時間に合わせた休暇が設けられているのです。

国から認可を受けている園であれば、子どもの年齢に応じて必要な保育士の配置人数が定められています。そのなかで、休みを取るとどうなるのでしょう?

替わりにシフトに入る保育士がいない園であると、休みが取りづらい状況が生まれてしまいます。

また、経験年数が短かかったり行事で忙しい時期だったりすると、有給取得を言い出しにくいという雰囲気もあるようです。

なお、このような労働環境改善のためにさまざまな取り組みを行なっている園も多くあります。

有休が取りやすいよう職員の数を増やしている園や、有休を平等に消化できるよう年度初めに計画を作成している園もあるようです。

また、平成31年4月からの働き方改革関連法の施行にともない、すべての企業で年間10日以上の年次有給休暇を付与されている労働者については、最低でも5日以上は有給休暇を取得させることが義務付けられました。

これにより、保育現場においても労働環境はよりよくなっていくことが期待されます。

保育士に産休・育休はある?

産休は産前6週間、産後8週間に取得する休暇のことを指します。育休は産休が明けてから、子どもが満1歳の誕生日を迎える前日までの休暇です。もちろん保育士にもこれらは適応されます。

とくに、育休に関しては男女ともに取得する権利を持っています。正規職員だけでなく、非正規のパート保育士でも育休を取ることができるのです。

有期契約労働者の育休取得には以下の2つの条件がありますので、知っておくとよいでしょう。

(1)現在勤務している会社(園)ですでに1年以上働いていること
(2)子どもが満1歳6か月の誕生日を過ぎても、引き続き雇用されることが見込まれること

産休や育休については平成29年3月に育児・介護休業法(厚生労働省)が改正されました。

この改正により、子どもが1歳6か月の時点でも預け先が見つからない場合は、2歳になるまでの延長が認められるようになり、仕事も育児も充実させられるようになったのです。

また、公立園では地方自治体の取り決めにより、育休を3年取得することができる場合もあります。

自分に合った働き方のできる園を探そう

エプロン姿の女性と赤ちゃん

今回のコラムでは、一口に保育士と言っても、さまざまな勤務形態や勤務の条件があることを解説しました。

近年、保育士の労働環境のあり方について報じられることが多いですが、今後は自分のライフスタイルに合った園を探すことが、必要不可欠になってくるのかもしれませんね。

「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービスは、保育の分野で人材紹介サービスを20年以上続けており、転職エージェントとして保育士の皆様のご就業をサポートしています。

正社員やパート、派遣社員、短期派遣など、さまざまな働き方をご提案しておりますので、保育の分野でお仕事を探される場合にはぜひご相談ください。

仕事もプライベートも充実させられるよう、精一杯のお手伝いをさせていただきます。


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監修者 PROFILE

コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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