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#日々の保育

作成日 2008/11/16

更新日 2019/02/09

【保育士にも求められる英語スキル!】知っておきたい幼児英語教育のメリット・デメリット

幼児英語教育イメージ

グローバル社会の昨今、英語を話せるのは特別なことではありません。英語を話せるというだけで、海外の方と仲良くなったり日本だけでなくさまざまな国で仕事をしたりと、コミュニケーション面でもビジネス面でも、無限の選択肢が広がるようになりました。

そんな時代に乗り遅れないよう、小さな子どもに英語関連の習い事を検討しているという家庭も多くなってきています。そして、それとともに教育現場でも英語教育の導入がどんどん進んでいます。子どもたちに求められるものが多い分、保育士にも求められることが増えてきます。保育士だから英語はできなくても問題ない、とは言えないのが現状です。
ここでは、英語教育のメリットやデメリット、英語教育の必要性をまとめました。


目次
◼︎幼児期◼︎ 幼児英語教育導入は増加傾向に
◼︎幼児期◼︎ 英語教育のメリットは?
◼︎幼児期◼︎ 英語教育のデメリットは?
保育士に英語スキルはなぜ必要?
保育士に必要とされる英語レベルは?
保育士必見!役立つ英語の資格をご紹介!
今後のために積極的な種まきを


◼︎幼児期◼︎ 幼児英語教育導入は増加傾向に

幼児英語教育をしている様子

以前は、ほかの幼稚園や保育園との差別化などを目的に導入されていた英語教育。しかし、現在ではそれだけでなく、英語教育の根本的な必要性が重視されるようになり、導入を積極的におこなう園が増えてきています。


最近の英語教育の傾向は

小学校だけでなく、幼稚園や保育園でも英語教育の導入が盛んになっています。園の特色として英語教育をアピールするところも増えている状況です。
学習指導要領の見直しによって、2020年から小学校、中学校での英語教育が大きく変わることとなりました。そのための移行措置として、小学校への英語活動および英語科目の導入が2018年から段階的におこなわれていきます。その前準備として幼児期に英語教育を、と考える家庭が増えてきています。


大人になった今、感じる英語の必要性

グローバル化した今、英語を話せることは必要不可欠と言われるようになりました。英語力が高いほうが、就職、昇進、昇給に有利に働き、やりたい仕事でグローバルに活躍できると考える人が増え、実際に身につける人も増えているのが現状です。
しかし、いざ大人になって英語を習得しようとしても、難しいと感じる人も多いようです。そんなときに、日本語を英語に置き換える思考や正しい発音で話せる英語スキルが身についていることが、大きな安心材料になるのではないでしょうか。


◼︎幼児期◼︎ 英語教育のメリットは?


幼児英語教育のメリットをイメージする保育士

幼児期におこなわれる英語教育ですが、何事もすぐに吸収し発達していく幼児期の段階でおこなうからこその良さがあります。そのメリットについて見てみましょう。


英語教育のメリット1. 大人よりも吸収しやすい!

大人になるにつれ、記憶力はだんだん低下し、新しいことを覚えにくくなります。日本語という母国語を日常的に使っていれば、なおさら日本語を英語に変換して考え方を切り替えるのは苦労をしがちです。
一方、幼児期はなんでもスムーズに吸収するため、日本語を英語に置き換えたり、あるいは英語を聞いたまま日本語に変換せずに理解することは比較的容易にできます。新しいことを取り入れていくことは、大人ほど多くの時間はかからないでしょう。英語教育に効果的な時期を狙って効率的な習得が可能です。


英語教育のメリット2. 抵抗なく楽しみながら学べる!

英語や英会話と聞くと、難しそう、できないのではないか、と構えてしまうのは大人だけで、子どもは英語に対して不安や恐れをほとんど感じていません。新しい単語、文法、リズム、コミュニケーションのひとつとしてすぐに受け入れます。
興味を持って楽しく学べることは、すぐに身につき吸収できます。受けた教育、内容にもよりますが、ネイティブスピーカーの発音を日常的に聴きながら、音楽や会話を繰り返していけば、自然に楽しめるでしょう。


英語教育のメリット3. 正しい発音が身につく!

子どもは耳から入ってきた英語をそのまま習得します。幼少期から正しい発音の英語を聞き続けることで、正しい発音が身につき会話に繋げていくことができます。また、なんでも真似て吸収していくのが幼児期の特徴。正しい発音は簡単に真似できてしまうのです。


◼︎幼児期◼︎ 英語教育のデメリットは?


幼児英語教育のデメリットをイメージする保育士

幼児英語教育のメリットもあれば、早期におこなうからこそ不安視されてしまうデメリットがあります。それは、以下のようなものが挙げられます。


英語教育のデメリット1. 母国語の習得が困難に

英語教育に力を入れ、英語ばかりに触れることで母国語の習得が困難になる可能性があります。日本語と英語では、そもそも文法が違います。成長するにつれて、慣れている言語ばかりを使ってしまうことにもなりかねません。英語だけでなく、日本語でもしっかり会話をして日本語に触れる環境を作り、日本語の本の読み聞かせや絵本を一緒に読むなどでカバーしていく工夫が必要です。 


英語教育のデメリット2. 思考がまとまりにくくなる

論理的思考の基盤は母国語です。日本語を母国語とする場合に、日本語の習得が十分でないままに英語を身につけてしまうと、子どもに混乱が生じ、ロジカルな思考に支障をきたす可能性があります。幼児期の英語教育が、思考面の発達に影響はないかなどもしっかりと注視していく必要があるでしょう。


英語教育のデメリット3. 環境を整えなければ身につきにくい

英語教育は子ども一人でできるものではなく、まわりの協力が不可欠です。保護者だけではなく、そばでかかわる保育士の全面的なフォローも必要となります。早期英語教育に集中するための、整った環境づくりも必要です。
また、しっかりと子どもの気持ちに寄り添い、子どもが本当はやりたくない、やめたいという気持ちを我慢させないようにしましょう。保育士として子ども自身の想いもしっかりと受けとめるようにして、子どものストレスになってしまわないように配慮が必要です。


保育士に英語スキルはなぜ必要?


英語を習得を目指す保育士

保育士としてとして求められるスキルといえば保育に関する知識と、ピアノが弾けることや、絵を描くスキルが挙げられます。しかしこれからの時代、小学校に英語教育が導入されたり保護者からさらに求められるようになったりと、保育士も英語スキルが望まれるようになってきました。


就職の幅が広がります!

英語スキルの高い保育士は、就職で有利に働きます。同じ資格を持つのであれば、保育士の中でもその人の強みが光っている人、ほかの人にないスキルを持っている人などが選ばれやすくなります。仕事柄、ピアノや絵画、運動が得意という保育士は多いもの。さらに英語スキルも高かったら、園の運営側は喉から手がでるほど欲しい人材なのではないでしょうか。
現在は保育士不足から資格を持っているだけでも引く手数多な状態ではありますが、今後英語教育を導入する保育施設が増える可能性を考えると、今から準備をしておくといざという時に就職の幅が広がるでしょう。


職場への復帰がしやすくなります!

英語スキルの高い保育士はどんな職場でも必要とされるので、結婚・出産などを経ても復帰しやすくなります。人生、ライフスタイルやライフステージの変化は誰にでもあるものです。しかし、その都度職場復帰に苦労するのは辛いものがあります。
働こうとしている園が英語教育に力を入れていたり、これから園の特色として押し出そうとしていたりという場合、保育経験がありさらに英語スキルも高い人材は魅力的です。

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保育士に必要とされる英語レベルは?

英会話をする女性

では、保育士には、現場でどのくらいのレベルの英語スキルが求められるのでしょうか。必要とされる英語レベルを、ご紹介します。


インターナショナルスクールの場合

インターナショナルスクールでは、英語が日常会話として使われます。英語に日常的に触れることのメリットに魅力を感じ、あえてインターナショナルスクールを希望する保護者も増えています。
保育士としてインターナショナルスクールで働くためには、英語でコミュニケーションをとれることが前提となります。英語での教育経験がある、留学経験がある、というようにネイティブ並みの英語力を持っている人が必要とされます。保育の資格そのものは重視せず、資格がなくても英語力で保育士を採用する職場が多いものです

資格は不要ですが、日常会話をしっかりできる程度の英語スキルは必要です。子どもたちとのコミュニケーション以上に、保護者とのコミュニケーションでは多くの英語スキルが求められます。保護者の方がネイティブレベルの会話ができるというのであれば保育中の子どもの様子を伝えられるくらいのスキルは身につけておきましょう。


幼児英語教育を導入している幼稚園・保育園の場合

インターナショナルスクールほどではないものの、英語スキルが必要とされます。レベルの高い保育園では英検2級以上、TOEIC650点以上などの検定資格を条件にしていますが、日常会話レベルの英語が話せればいいという保育園もあります。園で教育システムを整えているところもあるので、働きながら学んでいくというスタイルを求められます。


保育士必見!役立つ英語の資格をご紹介!

英語の資格試験の様子

では、実際に保育現場で活かせる英語の資格には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。今からでも身につけるのは遅くはない、日常生活でも活かせる資格をご紹介します。


役立つ英語の資格1.TOEIC

TOEIC(TOEIC Listening & Reading Test)は、ビジネスの場や日常生活で活用できる英語能力を測るためのものです。 問題数は200問(リスニング100問・リーディング100問)で、990点満点(Reading 495点満点、Listening 495点満点)です。受験者数は年間約250万人もおり、就活や推薦などに活かすことが大半です。


世界で通用する英語力を身につけてスキルを伸ばしたいのであれば必要な資格でしょう。たとえ保育現場を離れたとしても幅広く使えて、自身の成長につながり頼りになる資格です。
(参照:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料」


役立つ英語の資格2. 英検

TOEICとは違い、日本独自の英語の資格が、日本英語検定です。

「英検」は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年3回実施される国内最大規模の英語検定試験です。「聞く」、「話す」(3級以上のみ)、「読む」、「書く」の4技能を測定し、合否を判定します。試験問題は、世界各国のアイテムライター(原案作成者)の資料を元にすべてオリジナルで作成されています。高校や大学での入試優遇や単位認定、海外留学時の優遇、企業への入社試験での優遇など、社会のさまざまな場面で広く認められています。
(引用:公益財団法人日本英語検定「英検とは」

学生にとっては入試を優遇されたり、単位認定に有利に働いたりと、文部科学省後援の信頼される資格です。TOEICは国際的な資格ですが、英検は日本の教育システム独自のものです。
中学校のときに取ったままになっている方や、社会人ならTOEICでは?と疑問に思われる方も多いでしょう。しかし、英検は使われている単語が難しく、その単語を知っているだけで日本語力があり、社会性の高い話題を扱える、と判断されます。保育士として保護者と多方面の会話をしていくために、存分に力を発揮してくれる資格と言えます。


役立つ英語の資格3. 保育英語検定

保育英語検定は、社団法人保育英語検定協会主催で、乳幼児英語の普及・能力向上を目的として2010年につくられた資格です。

日本のグローバル化に対応できる幼稚園教諭、保育士養成の一環として、乳幼児教育に必要な英語力を身につけることを目的としています。ビジネス色の強いTOEICとは違い、幼稚園や保育園における子どもたちや保護者の方々との英語によるコミュニケーションスキルを習得する試験で、赤ちゃん言葉・幼児言葉に焦点を当て、保育の現場に寄り添った、現場でしっかりと使っていける内容となっています。
(参照:一般社団法人 保育英語検定協会「保育英語検定とは」

滑り台、積み木、のり、など日常生活ではあまり使わないけれど保育現場はでは頻出する言葉は意外とたくさんあります。保育で使用する英語に焦点を当てた資格なので、現場ですぐに活かそうと思ったら強力な資格となるでしょう。 学校で習う通常の英語にはあまり登場しない単語や言い回しが出てきますが、常に保育現場で子どもたちと接しているのであれば、それほど苦労せず習得できるはずです。


今後のために積極的な種まきを


英語に親しむ幼児

早期幼児教育を取り入れようと検討している保護者はとても多く、現場の保育士も今以上のスキルアップを図る必要性に迫られています。今後、ますますグローバル化が進み、外国人労働者も増えていく中で自分を差別化していくには、求められるスキルが多くなってきます。
子どもたち同様、保育士も早い段階から英語を学んでおくことで、今後の強みにしていくことができます。積極的に学び、伸ばした英語力を保育現場に活かし、子どもたちの成長に貢献できる保育士を目指したいですね。

いざ、英語教育を取り入れた保育施設で働きたい、と考えた時も、どのこの施設でどのような取り組みが行われているかの情報を自分だけで集めるのは難しいのではないでしょうか。「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービスは、創業から20年以上にわたり人材紹介会社として、保育士の皆さまのお仕事探しのお手伝いをしてきました。

これまでに人材紹介のご相談をいただいた保育施設は2,000施設以上。お取引の実績のある園に絞っても1,200施設以上にのぼっており、保育施設についての情報の濃さと豊富さには自信があります。お仕事探しをされる場合には、ぜひご相談いただき、あなたのお役に立たせてください。

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監修者 PROFILE
コラム監修者 和氣 タイ子 Waki Taiko
都内の認可保育園にて、園長経験6年、保育経験延べ30年のベテラン保育士。
当社で園長職を勤めたのち、当社運営の保育施設の総合管理を担当。現在は研修など保育士の人材育成に注力している。

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